ステータスコード
『Webを支える技術』で、ステータスコードについて勉強したので、メモ。
ステータスコード
ステータスコードは3桁の数字で、先頭の数字によって次のように分類される。
1xx:処理中
処理が継続していることを示す。
クライアントはそのままリクエストと継続するか、サーバの指示に従ってプロトコルをアップデートして再送信する。
2xx:成功
リクエストが成功したことを示す。
3xx:リダイレクト
ほかのリソースへのリダイレクトを示す。
クライアントはこのステータスコードを受け取ったとき、レスポンスメッセージのLocationヘッダを見て新しいリソースへ接続する。
4xx:クライアントエラー
クライアントエラーを示す。
原因はクライアントのリクエストにある。
エラーを解消しない限り正常な結果が得られないので、同じリクエストをそのまま再送信することはできない。
5xx:サーバエラー
サーバエラーを示す。
原因はサーバ側にある。
サーバ側の原因が解決すれば、同一のリクエストを再送信して正常な結果を得られる可能性がある。
よく使われるステータスコード
200 OK ~ リクエスト成功
リクエストが成功したことを示す。
201 Created ~ リソースの作成成功
リソースの作成に成功したことを示す。
301MovedPermanently ~ リソースの恒久的な移動
リクエストで指定したリソースが新しいURIに移動したことを示す。
古いURIを保ちつつ、新しいURIに移行する際にこのステータスコードを用いる。
新しいURIはレスポンスのLocationヘッダに絶対URIとして入る。
400 Bad Request ~ リクエストの間違い
リクエストの構文やパラメータが間違っていたことを示す。
401 Unauthorized ~ アクセス権不正
適切な認証情報を与えずにリクエストを行ったことを示す。
(ユーザー認証に失敗したなど)
404 Not Found ~ リソースの不在
指定したリソースが見つからないことを示す。
500 Internal Server Error ~ サーバ内部エラー
サーバ側に何らかの異常が生じていて、正しいレスポンスが返せないことを示す。
503 Service Unavailable ~ サービス停止
サーバがメンテナンスなどで、一時的にアクセスできないことを示す。
参考:
HTTPステータス・コード - CyberLibrarian
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